北九州市八幡西区浅川の歯医者、松野歯科医院は開業し30年以上経過しました。この度、医院長 松野 泰樹が平成30年7月より、理事長 松野 秀樹と診療を行うことになりました。歯科には本当に様々な悩みを持った患者様がいらっしゃいます。その患者様の悩みを引き出して、多角的に治療を行い、心からの笑顔を生む通いやすい歯科医院を目指して、スタッフ一同日々努力しています。また、歯科衛生士と共に1人でも多くの患者様が歯を残せるようにと予防にも力を入れております。
院長・スタッフ紹介
Staff
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北九州市八幡西区浅川の歯医者、松野歯科医院は開業し30年以上経過しました。この度、医院長 松野 泰樹が平成30年7月より、理事長 松野 秀樹と診療を行うことになりました。歯科には本当に様々な悩みを持った患者様がいらっしゃいます。その患者様の悩みを引き出して、多角的に治療を行い、心からの笑顔を生む通いやすい歯科医院を目指して、スタッフ一同日々努力しています。また、歯科衛生士と共に1人でも多くの患者様が歯を残せるようにと予防にも力を入れております。
私立 | 明治学園高等学校卒業 |
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国立 | 鹿児島大学歯学部卒業 |
公立 | 九州歯科大学小児歯科研修医 |
東京 | 青山通り表参道歯科クリニック勤務 |
福岡 | しげずみ歯科医院勤務 |
現在 | 松野歯科医院(医院長) |
2018年に院長へと就任した松野泰樹先生の父が開業して30年以上、地域の歯科医療を担ってきました。松野院長は、これまでと変わらず地域に愛されるクリニックであることを大切にしながらも、セラミックを用いた治療をはじめ、保険診療にこだわらない診療を行っています。
「ただ痛みがなくなればいいといった、歯科治療に対して大きな期待をしていない方は当院とは合わないかもしれない」と、語る松野院長。その言葉の裏には、患者の健康を考えた質の高い治療を提供したいという強い思いがありました。
メタルフリーの治療に力を入れているとお聞きしました。
金属にもいろいろあり、すべての金属が悪いわけではありません。インプラントに使われているチタンや詰め物のゴールドは、金属アレルギーを引き起こすリスクは少ないといわれています。ですが、保険診療の歯科用金属は、アレルギーが多いといわれるパラジウムやニッケルなどが含まれた合金なんですね。それが長年お口の中に入ったままだと、唾液によって少しずつ溶け出し、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。長期の影響を考えると、子どもの時から金属を容易に入れないことが大事だと考えています。それと、かぶせ物の土台にメタルコアという金属製のものを使うと、硬すぎて歯が割れてしまうことがあるんですね。当院では、金属アレルギーと歯の破折のリスクを下げたいという、主に2つの理由で金属を使わない、セラミックを用いた治療をお勧めしています。
セラミックには弱点はないのでしょうか?
あえて挙げるなら、セラミックは金属に比べて厚みを持たせないと強度が出にくいので、金属の詰め物を作る時に比べて、歯の切削量は多くなる傾向があります。ただ、金属の詰め物は、隙間ができやすく二次カリエスでまた削るという可能性が高くなりますので、長い目で考えると大きなデメリットとまでは言えないかなと思います。保険診療に比べて高額のため、負担が大きいという方もいらっしゃるでしょう。メタルフリーが理想だと考えますが、だからといって無理強いすることはありません。患者さんの事情を考慮しながら提案をしていきます。それが、父の代からこの地域で30年以上歯科医療を担っている当院が大事にしているところです。
メタルフリーの治療の特徴を教えてください。
症例数を重ねていますので、患者さんに合わせた治療の例をお示しすることができます。当院では、詰め物やかぶせ物を入れる場所に応じて、主に3種類のセラミック素材を使い分けています。口腔内スキャナーを導入しておりますので、従来の型採りが苦手という方は、スキャナーで行うこともできます。それから、かぶせ物を交換する時は、できる範囲でグラスファイバーを用いたファイバーコアに替えることもしています。ファイバーコアは、条件によっては保険診療でも使えるようになりました。そして、大事なのは治療後のメンテナンス。セラミックは歯との適合性が高い材質ですが、やはり天然の歯とは経年変化が違います。当院では、定期的なメンテナンスに加えて、年に1回は噛み合わせをチェックし、必要があれば調整をしています。
保険診療にこだわらず、質の高い診療をめざしているのですね。
保険診療は、長期的な予後の点で限界があると感じています。保険の範囲内できちんと治療をしてメンテナンスをしても、年数がたつにつれ、詰め物をしたところがまた虫歯になったり、歯茎が腫れたり……。患者さんからすると「治療をしたのになぜ悪くなるの?」と疑問に思いますよね。歯科医師からしても、せっかくメンテナンスをしているのにその成果が十分に発揮されないことにもどかしさを感じるんです。例えば、歯が悪くなる原因が歯並びにあるならば、自由診療となりますが、矯正をしてからメンテナンスを行えば、メンテナンスが生きてくるはずなんです。質の高い治療とメンテナンスを組み合わせることで、長期予後が良くなり、患者さんとの信頼関係もより強くなると考えています。自由診療は確かに初期の金額はかかりますが、治療のやり直しは少なくなると思いますので、トータルの支払額は大きくは変わらないのではないでしょうか。
生100年時代ともいわれています。歯科治療を長いスパンで考えるのも大事ですね。
噛むというのは全身の健康にとって大事なことです。口腔内の状態の悪化により、きちんと噛めなくなって胃が悪くなる。胃が悪くなることで食生活が偏ってしまい、糖尿病などの全身疾患につながってしまう。以前勤務していたクリニックでそういった患者さんを見てきました。全身疾患の入り口は歯科なのでは、ということを強く感じています。ですから、患者さんの選択肢を広げる意味でも、質の高い治療の提案ができるようにしています。当院の患者さんは、ご自分からメタルフリーの話をされるなど、意識が高く健康にも気を使っていらっしゃる方が多いですね。
メタルフリー以外に、どんな診療が得意ですか?
マウスピース型装置を用いた矯正を行っています。従来のワイヤーでの矯正に比べて違和感が少なく、装置が目立ちにくいのが利点です。そのほか、お子さんの矯正も多く手がけています。お子さんの場合は、お口周りや舌を動かす筋肉を鍛える目的の専用の器具を用います。歯並びの悪さは、無意識の癖が影響していることが多いんです。その改善を促してあげるだけで、成長とともにきれいな歯並びに誘導していくことができます。逆に、矯正をしたとしても癖が改善できていなければ、また悪くなることもあるんですよ。当院には、矯正を担当する非常勤の歯科医師もいますので、上記の方法では難しい場合は、ワイヤーでの矯正も行っています。
先生が歯科医師をめざしたきっかけは何ですか?
最初は医学部をめざしていたんです。浪人中に家で勉強をしていたら、母から父の仕事を見てみることを勧められました。見に行くと、ちょうど高齢の患者さんが父に頭を下げてお礼を言っていたんです。歯科は歯石の除去や虫歯の治療をするだけだと思っていたので、深く感謝されていることに驚きました。これをきっかけに、歯学部もいいなという気持ちになりました。研修医を経て、最初に勤めたのが審美歯科に力を入れている東京のクリニックでした。研修医時代にそんな診療は見たことがなかったので、すごく勉強になりました。その後、小倉のクリニックに3年間勤務しました。そこで地域の患者さんに愛される歯科医院とは、ということを学びました。ベーシックな治療と審美歯科、両方を経験して、提供できる診療の幅が広がったと思います。
今はお父さまと一緒に診療されているのですね。役割分担はありますか?
父の代から来られている患者さんには、父が従来どおりの保険をベースとした診療を提供しています。新規の患者さんや、新しいスタイルで診療してほしいという方は、私が担当しています。それから、妻が育休から4月に復帰します。妻は、歯周病の治療を得意としていますし、一児の母になったことで、これまで以上に子育て中の方や妊婦さんに寄り添った診療ができると思います。それから、少しずつ力を入れつつあるのが訪問診療ですね。父が担当してきた患者さんの中には、だんだん通院が難しくなる方も出てくるでしょう。患者さんにとっても、経過を知っている歯科医師が引き続き診療したほうが安心だと思います。
診療にあたって大事にしていることは何ですか?
患者さんが何を望んでいるのかを知ることですね。患者さんが望んでいないことをしても、満足度は高まりませんから。私も真剣に治療しますので、患者さんも納得した上で治療を受けてほしいんです。そのためにも時間をかけて話をします。なぜこの治療をするのか患者さん自身が理解するというのが、一番大事なことではないでしょうか。ただ痛みがなくなればそれでいいといったような、歯科治療に対して大きな期待をしていない方は当院とは合わないかもしれません。
患者さんに向けて、一言メッセージをお願いできますか?
自分に合ったクリニックを見つけるには、周りの評価ではなく、ご自分の感覚で決めることをお勧めします。実際に歯科医師やスタッフと話してみて、ここなら私の健康を預けられるという気持ちを持てるかどうかが大事だと思います。
理事長松野 秀樹
福岡歯科大学卒業
趣味ゴルフ、黒崎の焼き鳥屋に行く
医院長松野 泰樹
鹿児島大学歯学部卒業
趣味美味しい店巡り、サーキット走行
副医院長松野 加奈子
九州大学歯学部卒業
日本歯周病学会認定医
趣味読書・マラソン
非常勤歯科医師鮒田 啓太
鹿児島大学歯学部卒業
日本矯正歯科学会認定医
九州大学歯学部矯正科所属
インビザライン認定医
趣味ボクシング・サーフィン
非常勤歯科医師赤間 康彦
福岡県直方市 出身
九州歯科大学歯学部歯学科 卒業
九州歯科大学附属病院総合診療科 勤務
九州歯科大学大学院歯学研究科 修了
九州歯科大学矯正歯科勤務
医療法人誠寿会わたなべ歯科クリニック理事兼フリーランス矯正医
日本矯正歯科学会 認定医
歯学博士
2024 インビザラインゴールドプロバイダー
エンジェルアライナー パイロットドクター
「小臼歯4本抜歯をともなうアライナー治療の基本」Journal of Aligner Orthodontics Vol.4 2月号 共同執筆
「THE ALIGNER ORTHO アライナー矯正治療の最適解」クイテッセンス出版 共同執筆
・歯科衛生士7名
・歯科助手3名
・受付1名
(2023年4月現在)